「紙の本で読みたい」という声にお応えする“手から手へ 復刊シリーズ”の第3弾。
三浦綾子が両親の故郷・苫前町と祖父母のキャラクターに想を得て、虚実織り交ぜながら紡いだとされる一作。
中津志津代の両親は、日本海に面した苫幌村で商店を営んでいる。
志津代は旅人宿の次男坊に思いを寄せていたが、魔性の魅力を持つ母・ふじ乃の行動が周囲に波紋をもたらし……。
明治・大正・昭和と続く社会情勢を背景に、国や国民の本質を問う。
下巻
サイズ:130 mm×188 mm
『嵐吹く時も』の立ち読みとミニ解説は、こちら(三浦綾子記念文学館公式サイト「はじめの一歩」)へ。